お客様とのコミュニケーションは多ければ多いほど、親密になりますよね。
床屋さんや美容室、エステサロン、居酒屋などに固定客が多いのも、コミュニケーションの時間が長いことに一因があります。
一方でアパレルやレストランなど、あまりゆっくりと話す機会のとれない業種もあると思います。
そういった場合に有効なツールがニュースレターです。
コミュニケーションが計れない業種はもちろん、普段からコミュニケーションが取れる業種でも、よりお店を知ってもらう事ができ、心理的な距離が縮められます。
固定客化のツールとしてぜひ活用しましょう!
重要な事は継続だけ
いざニュースレターをやってみようと思うと、とにかく内容を充実させようとしてしまいがちですが、実はそこはそれほど重要ではありません。
もちろんどうでもいいわけではありませんが、最も重要なポイントは継続する事なんです。
なので、意気込み過ぎて短距離走のようにダッシュしてしまうと、息切れして続かなくなってしまいます。何年も続くマラソンだと思って、最初はペースを落としましょう。
継続する内にコツがわかって、自動的に質も上がって充実したニュースレターが作れるようになっていきます。
ニュースレターに何を書く?
何はともあれ、一番困るのが何を書くかというネタですよね。お勧めはこちらです。
- ご挨拶
- 店や会社の想い
- 地域(活動、イベント、行事)のお知らせ
- 新商品紹介
- 今月のお知らせ
- スタッフ紹介
- お役立ち情報
- お客様の声
これらの中から3~4つを入れ替えるようにして書くと、毎回新鮮味があって便利です。
用紙はA4サイズが印刷するにしても最も安価で便利です。
なお、文章だけだと固く感じたり、めんどくさがって読まれないという事もありますので、写真やイラストも使いましょう。
売込み要素はどうするか
せっかく経費を掛けてお客様にアプローチするのだから必ず『売込み要素』を入れたいと思いますよね?
ただ、売込み要素を入れるとコミュニケーションを図るよりも、チラシとして受け止められます。
チラシと同格になってしまうと、ややもするとゴミ扱いを受ける事も考えられます。。。
ではどうするか。
オススメは、単に商品名や価格を書いたり、セールの案内をせずに、商品・サービスに関連した情報を掲載する事です。
- 商品開発ストーリー、秘話
- 素材や品質などへのこだわりとその理由
- 生産方法、製造方法の紹介
- 新商品のご案内
- 価格改定のお知らせ
1~3は、NHKの「プロジェクトX」や「プロフェッショナル 仕事の流儀」のような感じですね。
商品の事だけでなく、あなたの事や仕事への考え方、姿勢などを見せる事でより深くファンになっていきます!
なお、5は力を入れてアピールするのではなく、通知しておかなければ会社の信用と質が下がります。事実を事前に伝えておくだけでOKです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
売込み要素の所は、セールやキャンペーンの案内とは異なり、商品・サービスをアピールしつつもそう感じずに、ファン化してしまう伝え方になります。
最初は難しいかもしれませんが、慣れもありますので、ぜひ取り組んでみて下さい。
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