漠然とPOPのキャッチコピーを作ろうとしても、当り障りの無いものになってしまったり、誰にも響かないものになってしまったりと難しいですよね。
いくら太字で大きく書いたり、赤や黄色で目立つように装飾しても、お客様に響かなくては売れません。
そこで今回は、誰にでも響くPOPが作れるように、お客様が好む8個の切り口をご紹介します！
美味しい
おいしいものはおいしいで通じるんですが、芸能人の食レポで「オイシイです！」だけで終わってしまっては何がどう美味しいのか分かりませんよね。
これをPOPに置き換えると、もっと具体的にすればキャッチコピーに変身します。2つのパターンを紹介するので、どちらかに当てはめてみて下さい。
パターン1.理由を入れる
「今日、朝摘みした完熟イチゴなので、とっても甘くてジューシーです！」と言われれば、新鮮で熟していることから美味しい理由に納得します。
パターン2.どう美味しいのかを伝える
「びっくりするぐらい」「やみつきになりました」「口いっぱいに広がる甘み」といった感じで、表現を変えてみると惹きつけます。
新しい
人は新しいものが大好きです。
食品であれば摘みたて、採れたて、産地直送、産みたて、揚げたて、焼きたてといった言葉があると魅力的ですよね。
他にも新商品、新製品、新開発、リニューアル、新登場、新入荷、新色、最新トレンドといった言葉もよく使われます。
古い
一方で人は古いものも大好きです。
もちろん食品や食材との意味合いとは異なりますが、歴史や伝統は真似できる物ではありませんので引き付ける力は強いです。
「明治20年創業」とか、「江戸時代から変わらない製法」「この道30年の熟練工だけ」といった言葉はそれだけでキャッチコピーになります。
他にも元祖、本家、老舗、昔気質、職人といった表現で表してみましょう。
安心安全
外国産商品の事件などにより、安全性は非常に求められています。食品だけでなく、衣食住に関わるものすべてに関係しますので、ぜひアピールしましょう。
安全系のキーワードとしては、国産、地元産、自家栽培、無農薬、有機栽培、保存料未使用、無添加、無着色、天然、自然素材、防腐剤や香料未使用、手作りなど。
安心系では、大人気、ベストセラー、大ヒット中、売上げNo.1、当店No.1、リピート率No.1、リピーター続出、不動の人気、ロングセラー、店長愛用、スタッフ愛用、受賞、ご用達など。
他にも探せばたくさんありますので、適したものでアピールしましょう。
自然・エコ
（どちらが美味しいかは別として）養殖よりも天然物の方が人気ですよね。それが環境にも良ければより喜ばれます。
天然由来100％、天然素材、自然素材、植物由来、地球にやさしい、放し飼い、放牧、炭火焼、天日干し、石窯焼き、石臼引きなど、自然を感じられるワードを使いましょう。
安い
同じ安さをアピールするにしても、ただ「安い」よりも大特価、底値、激安、赤字覚悟、破格、衝撃のプライス、○○円均一、訳あり価格、お試し価格などと伝えた方が引きがありますよね。
他にも1日○○円ポッキリとか、月々たったの○○円、通常価格の○％引き、1回あたりたったの○円と具体的な数字を入れるのも非常に効果が有ります。
人気・No.1
人気ランキングは昔からある定番ですよね。これも売上げ、販売数、リピート率など様々な視点からアピールできます。
No.1も同様に、店長オススメ、スタッフ愛用など、色々な理由を付けることができます。
限定
限定は『今買う理由』に直結する非常に効果的なアピールです。
期間限定、数量限定、地域限定、季節限定、時間限定、曜日限定、先着限定等々、お客様にアピールして行動を促しましょう。
希少性は本当に強力な効果が有りますので、必ず理由を付けてアピールしたいポイントです。
まとめ
他にもまだまだありますので、折を見て紹介していきたいと思います。
ポイントは、これらは同じ意味を言葉を変えて表現している点です。言っている事は同じでも表現する言葉・文字によってインパクトが大きく変わります。そしてインパクトの強い言葉は惹きつけます。
お客様の足を止める言葉をどんどん使っていきましょう！
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