ダイレクトメールごみ箱直行問題の回避策を考察してみました

DM

DM(ダイレクトメール)とは、チラシや紙面広告と違い“狙った見込客”に直接届ける広告の事ですよね。

受験年齢の子どものいる家庭に学習教材の案内を送ったり、大学を卒業する人向けにスーツの案内を送ったり、結婚適齢期の人向けに婚活サービスの案内を送ったりと色々あると思います。

このDM、出したことがある人はご存知かもしれませんが、今、かなり効果が薄くなっています。薄ければまだ良い方で、最悪効果ゼロだった人も多いです。

今回はそこら辺の効果の程を掘り下げてみます。

DMの効果が薄い原因

ズバリこれはゴミ箱に直行してしまうからですね。確立は計れないので分かりませんが、8~9割は開封すらされずにゴミ箱行きだと思います。

理由は一目で売込みと解り、尚且つ得するような情報が無いから。

スーツを買えとかクレジットカードを作れとか、開封するまでも無く封筒を見ればわかりますから、封を切る手間すらもったいないのです。

中身がチラシなのに、わざわざ封を開けてじっくり読もうとは、なかなか思いませんよね。チラシよりはるかにコストが高いのに、悲しい現実ですが・・・。

なので、どうにかなるように2つ程アイデアを紹介します!

封筒をやめる

そもそも封筒に入れておくから見るまでに手間がかかるので、最初からむき出しにしていれば1ステップ手間を省略でき、さらにいきなり目に入るという「見てくれない」ステップも回避できます。

では何で送るかというと『ハガキ』です。

ハガキでは紙面が小さくて何も伝えられないと思うかもしれませんが、それでいいのです。

ハガキで興味付けして、「詳細はWebへ」とか「詳しくはLINE@へご登録ください」という風にして2ステップで完了するようにすれば、スムーズに行動してくれます。

高い費用で開けてもくれないDMで、言いたい事を全部伝えても意味が無いですよね?

それよりも安い費用で興味のある人を引っ張り上げた方が、結果に繋がりますよね。

さらに一捻り:A4特大ハガキ

A4サイズの厚紙でDMを作り、クロネコDM便で送る!

目立ちますし、ポストインなので受け取った側はハガキのように手に取って見ますので、珍しさもプラスして読んでくれます。

クロネコDM便は、手紙やハガキは禁止されていますが、宣伝・広告関連の商材や、販促物など(カタログ、チラシ、パンフレット、リーフレット、販促物および販促用CDやDVD、サンプル品など)は許可されています。

参照:ヤマト運輸株式会社
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h26/h26_85_01news.html

新規客には送らない

もともと反応率の低いDMですから、新規客の集客にはかなりコストがかさみますので、新規客の獲得には使わない方が得策です。

新規客にはチラシやWebサイトの方が、はるかにパワーがあり、コストも低いです。

オススメは既存客で、さらに休眠客です。一度以上利用してもらった事があるけど、今は来ないお客様へ送るのが一番費用対効果があります。

既存客であれば、DMが届いてもゴミ箱に直行せずに読んでくれる確立が高いです。忘れていたとか、たいした理由も無く足が遠のいている人は、たくさんいます。

そんな人たちはDMで少し刺激を与えれば、また来店してくれる確率も高いです。

まとめ

ダイレクトメールというものが送られるようになってから既に30年以上経つでしょうか。

当時、山のように毎日DMが届いたことから、拒否反応も日に日に強まり、反応率はかなり厳しくなっていますよね。

それでも今回、ご紹介した2ステップのやり方や、デカハガキなどの奇をてらったやり方など、創意工夫で反応率を上げる事は可能です。

ぜひお試し下さい。

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