お客様の欲しいに合わせる
売上を上げるために一番大切なことは「お客様のニーズにマッチさせる」ことです。お客様にどうしたら喜んでもらえるか、それをPOPで表現することです。
そのために重要なことはお客様の欲しがっているものをアピールすることです。
「お客様が欲しいと思っていなくても、こちらから提案することで欲しいと思ってもらうようにする」とよくマーケティングの本で見かけますが、これは難易度が高いです。
それよりも「この時期にはこの商品がこれぐらい売れるだろう」と予測し、行動することで売れる時期に売れる商品を提供できるお店になれます。
常にお客様目線の言葉を使う
よく言われることですが業界用語、プロが使う用語はNGです。
例えば私のいるIT業界はそのもっともたるもので、「コンバージョン」とか「エビデンス」、「コンプライアンス」…など。
- コンバージョンとは…アクセス数に対する成果の割合。成約率とか登録率とも言います。
- エビデンスとは…証拠、裏付け、物証の事
- コンプライアンスとは…法令遵守
各業界で日常的に使ってしまう言葉があると思いますが、それらをお客様に向けて使うのはNGです。
お客様は言葉の意味が分からないものを理解しようと思うことはありません。華麗にスルーされて終わりです。
古くなったポップはNG
紙が汚れていたり、日に焼けて色褪せていたり、汚れていたり。こんなポップではお客様は買い物をしようとは思いません。
ポップは“見た目も内容も鮮度が命”です。
例えば終わったのにクリスマスツリーを飾っていたり、桜が散って初夏なのに造花の桜を残していたりなど、そんなルーズなお店から物を買おうとは思いません。
これはPOPにも当てはまり、旬の過ぎたポップはすぐに次のものに取り替えるかひとまず外しておきましょう。
手間を惜しんでそのまま残しておくことは、お店の売上を減らそうという努力です。もし使い回すのであればラミネート加工すると色褪せせずに長く使えます。
まとめ
最後に購入後のフォローについてもお伝えしておきます。
人は商品を買った後「自分の買い物は正しかったんだろうか」と不安になることがあります。
「もっと他にいいものがあったかもしれない」
「他のお店で買った方が良かったんじゃないか」
「もう少し待てば安く買えたかもしれない」
と、買ったことを後悔し始めます。
場合によっては返品やキャンセルにもなりかねません。
これらを防ぐために「買い物は間違ってなかった!」と思わせる必要があります。
例えばレジで会計が済んだ際に一言、「本当にお客様にお似合いになっていらっしゃいましたよ」とか「この商品は入荷と共になくなってしまう人気商品なんですよ」と伝えれば、「私の買い物は正しかった!」「買ってよかった!」とお客様は安心し嬉しくなります。
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